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万能な女神様、弁才天

やっと夏らしい日が続くようになりましたね!

あちこちから高校野球とお盆の話題が聞こえてきます。

元高校球児のお坊さんである私は、甲子園も楽しみですし、お盆に皆様とお会いするのも楽しみです!


さて話は変わりますが、皆様は「弁才天」という神様をご存知でしょうか?


江ノ島の、、、?

七福神の、、、?

銭洗い、、、?


どこかで耳にした事があると思う、、、

という方が多いのではないでしょうか?


八百万と言われる日本の神々。

その中でも人気も知名度もひときわ高く、お祀りされている数も多いのが弁才天です。


その弁才天

どうして急に話題に出したかと言いますと


昨年から少しずつ少しずつ事を進め、悩みに悩んだ末に、一年かけてついに私の手元に御像がやってきたのです!


ただ闇雲にお招きしたのではなく、九星気学(詳しくは私のHPをご覧ください)をもとに、自分自身の生涯を鑑定し「私に足りない物」や「私に降り掛かるであろう災難」を振り払って頂くために、大切な守護神様としてお招きしました。


衣服や食べ物を買うのと違い、神仏をお招きするのはとても大事な儀式です。

お招きするだけして放っておくなんてもってのほかです。

御守護頂くからには、しっかりと御給仕しなくてはなりません。




そこで、皆様にも弁才天という魅力たっぷりな万能な女神様を知っていただき、御手を合わせていただければと思いましたので私の勝手で紹介させて頂きます。


まず、弁才天というお名前ですが複数の書き方があります。

弁才天は、もともとはインドの「サラスバーティ」という川の神様です。

川はとめどなく流れ清らかです。

そこから「音、言葉、芸能」が発想されたため「弁、才」の字が当てられます。

辨才天や辯才天は、弁の旧字で意味自体は大きく変わりません。


しかし「才」の字は日本で変遷し「財」が当てられることも増え「金運・財宝・富」を司る側面が出てきました。


1、弁才天

2、辨才天

3、辯才天

4、弁財天

5、辨財天

6、辯財天


と様々です。

私はここで肝心なのは正解不正解を追求するより、その経緯を尊重することだと思っていますので、あえて全て列挙しました。


もちろん厳密に言えば、、、という話もできますが、それはよしておきましょう。


次にお姿ですが大きく2つに分かれます。


1つは「一面二臂」つまり、お顔が1つに腕が2本

2つ目は「一面八臂」お顔が1つに腕が8本


これも様々な経緯の中で変遷したもので、正解不正解はここで追求いたしません。


私がお招きしたのは後者「一面八臂」の弁才天です。

この「一面八臂」のお姿には腕の数に加えて大きな特徴があります。


それは頭の上の鳥居と「宇賀徳龍神」です。

頭に鳥居?龍神?と思われるかもしれませんが本当に乗っています。

もちろん私の御像にも。





急に出てきた「宇賀徳龍神」ですが、この神様を説明しようとすると日が暮れますので「男性老人の顔で、首から下は白い蛇のようなとぐろを巻いている」ということだけ書いておきます。

どうですか意味不明ですね。


しかしこの特性が弁才天への信仰と、その変遷に大きな影響があったのです。


龍は元来、人を守り、生活を支え、土地と家を守護するという大きな役目を持っています。

(詳しくは地鎮祭のページをご覧ください。)

つまりは、家運隆昌や家内安全を加持くださいます。

家が栄えるというのは「お金」があるという事です。


老人の顔は経験・智慧の表れ、白い蛇は縁起物、お金の象徴です。


お名前の書き方で触れた話と繋がりますね。

名前と姿、どちらが先か

鶏と卵、どちらが先かは分かりませんが、おそらくその時その土地で弁才天が霊験を発揮し人々を導いていく姿から、信仰のあり方も多岐に渡ったのでしょう。



これだけでも十分万能な神様である側面が見えましたが、「一面八臂」の弁才天の凄さはこれからです。


「一面八臂」のお姿には当然ながら手も8つございます。

つまり、人々を助けるための8つの持ち物があるわけです。



それは、、、、

次回に取っておきましょう。


いかがでしたでしょうか?

少しずつ弁才天に興味が出てきましたでしょうか?



次回は8つの持ち物、その功徳についてお話しいたします。


暑い日が続きそうです。

どうかご自愛ください。


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菩薩修行

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