- Zenkyo
令和はじめてのお盆
台風の中、令和はじめてのお盆が終わりました。
伺う先々で「雨だから大変でしょう」と、お気遣いをいただきありがとうございました。
しかし、雨のおかげでお盆の大敵「暑すぎる車」と戦う事なく勤め上げることが出来たので、この雨も一長一短、感謝もしております。
雨よ、涼しい車内をありがとう。合掌。
お盆が終わったと言っても、ここからは上原寺のお施餓鬼法要に向けお塔婆書きなどなど準備が盛りだくさんです。
さらには他のお寺さんのお施餓鬼もあるのでお手伝いで走り回ります。
ひょっとすると、これからが忙しさの本番かもしれません。
さて、、、、
私の中でお盆の棚経(ご自宅でのお経)は一年間の自分の成果の確認でもあり、とても大事な三日間です。
特にその年に新盆をお迎えの方々と、新たにその年から毎年の棚経をご依頼賜った方々は、その軒数が「一年間で自分が僧侶としてどれだけ信頼していただいたか」の指標になります。
もちろんそれだけが全てではありませんが、やはり「このお坊さんにお願いしたい」と思っていただいたり、「このお坊さんのお経がいい」と思っていただくのは本当に嬉しいもので、自信にも励みにも元気にも何にでも変わります。
皆様に助けられ今日を迎えることが出来ました。
本当にありがとうございました。
昨年のお盆から今日までの一年間で多くのご縁をいただき、私なりの精一杯のお勤めをし、「ご縁」から「仏縁」に変わるよう精進致しました。
ある意味では今日が大晦日で明日からが新しい一年間の始まりで、また一年間少しでも多くの仏縁を結ぶ修行の道が始まるわけです。
心機一転
明日からも「菩薩の修行」を歩み、精進して参ります。
暑い日が続きます。
どうぞお体お気をつけてお過ごしください。
